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質屋の着物買取のメリット
預かり期間内であれば、着物を手元に戻すことができる
質屋には買取のほかに、「質入れ」という方法があります。買取はその時点で所有権が質屋側に移りますが、質入れは着物などの品物を質屋に預けることで現金を借りたあと、期限までに元本と利息を返済すれば品物が戻ってきます。
このため、そもそも着物を処分したいのではなく、一時的に現金が必要になった時などは手軽に利用することができるといえるでしょう。
また、期限までに借入金を返済できない場合には、質入れした品物の所有権は質屋に移る一方で、借入金の返済義務はなくなる仕組みになっていて、これを「質流れ」といいます。
店頭で査定が可能
質屋に着物を持ち込んだ場合、店頭で対面によって査定をしてもらうことができるので、査定についてその場で質問することも可能です。
このため、査定金額に納得しやすく、専門知識を持った担当者に査定してもらうことができれば、より満足のいく査定が期待できます。
質屋の着物買取のデメリット
着物への専門知識が少ないため、高級着物の買取に向いていない
着物の場合、とりわけ高級なものについては専門知識を持った鑑定士や査定士が査定することによって、正確な価値が判断できます。
その点質屋では専門知識を持つ担当者が全くいないわけではないものの、着物買取の専門業者ではないため、結果として本来査定されるべき金額よりも低くなってしまうことがあります。
着物をわざわざ持っていく必要がある
対面で査定してもらうこと自体はメリットとなりますが、持ち込む着物の数が多かったり、近隣に質屋がない場合には持ち運ぶのに手間がかかります。また、持ち運ぶ方法によっては着物を傷めたり汚してしまうというリスクも伴います。
着物買取をしていない場合がある
質屋では一般的にニーズの高い、貴金属やブランド品の取り扱いを優先する傾向にあります。このため、着物の取り扱いを積極的に行っていない質屋が多く、場合によっては着物を取り扱っていない質屋もあります。
また、質屋以外の着物の処分方法について知りたい方は、「着物の処分方法まとめ!ゴミとして捨てるのはもったいない!」を参考にしていただければと思います。着物の処分方法を比較し、どの方法がおすすめなのかを解説しています。
質屋よりも着物買取専門店がおすすめ
質屋は着物を売ることが目的ではなく、着物を一時的に預けて現金を入手することが目的の場合は利用価値が高いですが、着物買取専門店よりも査定額が低いものになってしまうため、着物を完全に手放す意思がある場合は、質屋ではなく着物買取専門店を利用するのが良いでしょう。
買取専門店は、質屋を利用するよりも高い査定が見込めるだけでなく、着物に関する知識を豊富に持つ専門の査定士が常駐していることにより、査定額の内訳を詳しく説明した上で、着物の銘柄や状態に応じて適正な査定価格を提示してもらうことができます。
また、買取専門店は買取方法が充実しており、直接店舗に品物を持ち込んで買取依頼をする店頭買取以外にも、出張買取や宅配買取などさまざまな方法で買取を依頼することも可能です。
とはいえ、一口に買取専門店といっても、最近では大変多くの業者が買取業界に参入しています。そこで、どんな買取業者を選んだらよいか迷った時には、着物買取「バイセル」がおすすめです。
バイセルは、「買取スピード」と「買取価格」に強みがある専門店で、他店よりも1円よりも安かったら全品返却を掲げるなど、数ある専門店の中でも高価買取が期待できる業者の1つです。
査定料などは全て無料となっており、丁寧に対応してもらうことができますので、是非利用してみることをおすすめします。
また、バイセル以外にもおすすめの着物買取専門店についてさらに詳しく知りたい方は、「着物買取おすすめランキング!評判や口コミから35社を徹底比較!」を参考にしていただければと思います。