買取できない着物の特徴！それでも売りたいときの対処法をご紹介！

買取できない着物の特徴

現在では着物の買取サービスが充実していて、いらない着物を高額で買い取ってもらえることもあります。

 

しかし、不要になった着物を売却しようとして着物買取専門店やリサイクルショップなどに持ち込んだとしても、どんな着物でも買い取ってもらえるわけではなく、着物によっては買取できないと言われるようなことがあります。

 

どのような場合に買取できないと言われてしまうのか、買取してもらうことができない着物の特徴の例を見ていきましょう。

シミや汚れが目立つ着物

着物に大きなシミや汚れがついてしまっていると買取してもらえないことがあります。ただし、程度の軽い汚れであれば買取業者でクリーニングすることができるので、買取の対象になることもあります。

 

クリーニングを行っても消せないような大きなシミや汚れができている着物や、何か所にも汚れができている着物は買取してもらえないことが多いです。

 

また、シミや汚れが目立つ着物でも買取してもらうための方法について詳しく知りたい方は「シミや汚れのある着物でも買取してもらえる？少しでも高く売るためのおすすめの買取店を紹介！」も参考にしてください。

虫食いがあり傷んでいる着物

多くの方は、着物をたんすにしまって保管していると思います。しかし長年タンスにしまっていると、気づかないうちに虫に食われてしまったり、どうしても経年劣化してしまうものです。

 

どんなに当時は価値が高かった着物でも、虫食いがあったり傷んでしまったりすると買取ってもらえない可能性があります。

 

また、虫食いなどで傷んでいる着物でも買取してもらうための方法について詳しく知りたい方は「虫食いや破れのある着物の買取もしてもらえる？少しでも高く売るためのおすすめの買取店を紹介！」も参考にしてください。

カビやタバコなどの臭いがする着物

臭いが強く残っている着物は買取できないと言われることが多いです。陰干しやクリーニングをしても落ちないほど染みついた臭いの着物は、買取を諦めなければなりません。

 

代表的な臭いの例としては、湿気によって着物に生えてしまったカビの臭いや、喫煙する方の場合のタバコの臭い、長期間しまいっぱなしだったためについた防虫剤の臭いなどがあげられます。着物を売却したい場合は、2日ほど陰干しして臭いが消えるか確認しておきましょう。

ウールやポリエステルなど正絹ではない着物

ウールやポリエステルといった素材でできている着物は、買取に対応していない業者がほとんどです。これらの素材は正絹と比べて価値が低く売れにくいため買取不可となりやすいです。

 

また、特にウールは虫がつきやすいというデメリットがあるため、保管に手間がかかってしまうことも買取してもらいにくい理由となっています。ただし、ウールやポリエステルでも人気が高く売れやすいブランドであれば買取に対応している業者もあります。

 

ウールやポリエステルの着物でも買取してもらうための方法について詳しく知りたい方は「化繊（ポリエステル）やウールの着物の買取価格相場とおさえておきたい高価買取のポイントを徹底解説！」も参考にしてください。

喪服など買いたい人が少ない着物

喪服などの需要が極端に少ない着物を買い取ってくれる業者はほとんどありません。喪服をはじめとする使う場面が非常に限られる着物は、買いたいと考える方も少ないため、買い取ったとしても売れる可能性が非常に低いことから買い取らない業者が多いです。

 

また、地域によっては喪服に家紋が入っていることも理由となっています。当然ですが家紋は家ごとに違うため、家紋入りの着物を買い取ったとしても売れることはほぼないためです。

 

喪服を買取してもらうポイントについて詳しく知りたい方は「喪服の買取価格相場とおさえておきたい高価買取のポイントを徹底解説！」も参考にしてください。

サイズが小さく着れる人が限られる着物

サイズの小さい着物や丈の短い着物は、着ることのできる方が限られてしまうため買い取ってもらいにくいです。サイズが大きめのものであれば着付けで体格に合わせた調整ができますが、サイズが小さいと調整も利かないため小柄な方しか着ることができなくなってしまいます。

 

そのため、大きいサイズの着物と比べるとどうしても売れることが少なくなってしまい、買取業者からも小さい着物や丈の短い着物の買取は避けられることが多いのです。

買取できないと言われた着物を売るには？

フリマアプリに出品してみる

買取業者に持ち込んでも買い取ってもらえなかった場合には、フリマアプリを利用するという方法があります。フリマアプリであれば、個人でも気軽に売却がしやすい環境が整っています。

 

安い素材の着物や喪服でも美品であれば売れることがあり、価格設定さえ間違えなければほとんどの種類の着物を売却することができます。使い方も簡単で、売りたい着物の写真と説明文を用意すればだれでも売却ができます。

ネットオークションに出してみる

買取業者に買い取ってもらえない着物を売却するもう一つの方法は、ネットオークションを利用することです。売りに出した着物に需要があれば、どんどん売却価格が上がっていくのがオークションの魅力となります。

 

ただし、現在ではネットオークションに参入している買取業者が多く、個人が出品する着物は売れにくくなってきています。入札者がいないときは出品する着物の紹介を充実させたり、価格設定を見直すなどの工夫をする必要があります。

 

また、フリマアプリやネットオークションでの着物買取についてさらに詳しく知りたい方は「フリマアプリやネットオークションの着物買取のメリット、デメリットを徹底解説！」も参考にしてください。

他の買取専門店に査定依頼してみる

とある買取専門店で買取を断られてしまった場合、買取ハードルが低い買取専門店にも査定を依頼してみるのも有効です。着物買取専門店によって、状態の悪い着物の買取に前向きであるかそうでないかが異なるからです。

 

他店で買取を断られてしまった場合、ヤマトクか福ちゃんに買取を依頼してみましょう。

ヤマトク

ヤマトクは着物の宅配買取を専門で行っている業者です。他の買取業者では買い取ってもらえないような、喪服などの使う機会が限られる着物であっても買取に対応してくれます。サイズが小さめの着物や子供用の着物も買い取ってもらえます。

 

さらに、他では買取できないと言われることも多い帯やバッグ、帯留めといった小物を単品で買い取ってもらうこともできます。買取手続きが簡単なのもポイントで、宅配買取を申し込んだ後、無料の宅配キットに売却したい着物を梱包して送るだけで済みます。

着物10の評判や口コミについて知りたい方は、「着物10の着物買取の口コミ評判や特徴を徹底解説！」を参考にしていただければと思います。

福ちゃん

福ちゃんは着物の買取にも対応しているリサイクルショップです。着物鑑定士が自宅まで来てくれる出張買取と、売りたい着物を郵送する宅配買取から買取方法を選択することができます。

 

福ちゃんでは自社の設備でクリーニングやシミ抜きを行うので、シミや汚れのついた着物や、色あせてしまった着物も買い取ってもらうことができます。帯やかんざしといった小物類もいっしょに買い取ってもらえます。証明書のないブランド着物も買取に対応しています。

福ちゃんの評判や口コミについて知りたい方は、「福ちゃんの着物買取の口コミ評判や特徴を徹底解説！」を参考にしていただければと思います。

 

また、高く売ることのできるおすすめの着物買取専門店について詳しく知りたいという方は「着物買取おすすめランキング！評判や口コミから35社を徹底比較！」も参考にしてください。