玉那覇有公とは?
玉那覇有公は1936年、沖縄県石垣市に生まれた紅型着物作家です。びん型の人間国宝に認定されていた城間栄喜に1961年から師事し、琉球紅型について基礎から学び始めます。
やがて独自の作風を身につけるようになり、独立して工房を持つようになりました。優れた技術を持った紅型着物作家として知られるようになり、1996年には紅型の人間国宝にも認定されるようになりました。
その後も紅型着物作家として高い評価を受け続けており、紅型を始めとする沖縄の伝統工芸品の振興にも取り組んでいます。
玉那覇有公の作品の特徴としては、紅型の両面染めが挙げられます。紅型で両面染めの作品を作るためには非常に高い技術が求められるので、実際に作り上げることができる人間は限られています。
さらに両面染めが完成するまでには片面染めの数倍もの手間をかける必要があるため、優れた集中力も求められることになります。このような理由から、現在では紅型の両面染めを製作しているのは玉那覇有公だけであるとされています。
沖縄の風景や生息している植物などをモデルにした独自の美しいデザインは人気が高く、玉那覇有公の着物の価値は高いものとなっています。
玉那覇有公の着物の価値
玉那覇有公が製作している紅型着物は非常に希少価値が高く、価格も高いものとなっています。1996年には玉那覇有公が紅型の人間国宝となって広く知られるようになったこともそれに拍車をかけています。
どの着物も総じて高い価格がついていて、新品だと帯だけでも数十万円、着物一枚だと100万円以上になっていることがあります。
玉那覇有公の作品であれば中古着物でも十分な需要があるので、状態の良いものであれば中古でも買取価格が数十万円になることが期待できます。
また、着物の価値は保存状態によっても変わりますが、玉那覇有公の着物であることを証明することができる証紙や付属品が揃っているかどうかによっても変化します。シミや傷みがあったり、証紙などが欠けている場合は価値が大きく下がる可能性があります。
なるべく高い価値をつけてもらうために、着物の保管状態を良くして付属品もなくさないようにすることが大切になります。
また、玉那覇有公以外の作家物や種類ごとの着物の買取相場について知りたい方は、「着物の種類や素材別の買取相場まとめ!高く売るコツは?」を参考にしてください。
玉那覇有公の着物を売るのにおすすめの買取専門店
バイセル
玉那覇有公の着物を売るのにおすすめする買取専門店はバイセルです。
玉那覇有公の帯や着物は、非常に価値が高く、状態が良いものの買取価格は数十万円になるとされていますが、着物の知識がない業者やリサイクルショップの場合、玉那覇有公の作品の価値が分からず、相場よりも遥かに安い金額での買取になってしまう可能性があります。
バイセルに査定に出した場合は、着物の専門知識がある査定士が、玉那覇有公の着物や帯の価値を見抜き、適切な適切な査定額を提示してもらうことができます。
バイセルは他店でも1円でも安かったら返品可能を掲げており、玉那覇有公の着物も高価買取が期待できるため、まずは気軽に査定依頼してみることをおすすめします。
また、さらに詳しくおすすめの着物買取店について知りたい方は、「着物買取おすすめランキング!評判や口コミから35社を徹底比較!」を参考にしてください。