六谷博臣(二代目・六谷梅軒)とは?
六谷博臣(二代目・六谷梅軒)は、1937年生まれの日本の型紙彫刻師です。昭和後期から平成の時代にかけて着物の型紙彫刻で活躍しています。
六谷博臣は父親である初代六谷梅軒(六谷紀久男)から伊勢型紙の技法である錐彫について学び、平成8年には六谷梅軒の雅号を受け継いで二代目となっています。現在も型紙彫刻師としての活動を続けており、いくつもの魅力的な作品を生み出し続けています。
六谷博臣の製作している型紙彫刻の特徴としては、父親と同じく錐彫技法を駆使した精密な文様を表現していることです。優れた技術と長い時間が必要となる錐彫で生み出されている精巧な作品は現在も高い評価を受けています。
その精密な美しさは着物作品としてだけではなく、芸術品としても優れたものであるとされています。六谷博臣は平成4年には三重県指定無形文化財保持団体の認定会員にもなっているなど、高く評価されている有名作家のひとりとなっています。
現在も新しい作品を精力的に製作しているので、希少性がそこまで高いわけではなくプレミア価格などがついていることはあまりありません。しかし、評価の高い有名作家なので中古品でも一定の価値がついています。
六谷博臣(二代目・六谷梅軒)の着物の価値
六谷博臣(二代目・六谷梅軒)が製作している伊勢型紙を用いた着物作品は人気が高く、六谷梅軒が有名な作家であることもあって価値の高いものになっています。ただし、伊勢型紙は1枚から数多くの着物が製作されているため、着物1枚当たりの価格がとびぬけて高額になることはありません。
そのため、有名な着物作家のプレミア作品のような超高額がつくことはないと考えた方が良いでしょう。六谷博臣による着物作品の買取価格の目安としては、状態の良い美品であれば少なくとも1万円から2万円ほどは期待できます。
また、着物作品の買取価格は状態や種類によって違ってくるので、まずは買取査定に出してみてどれくらいの価値があるのかを確認してみると良いでしょう。
六谷博臣の伊勢型紙を使った作品であることを証明できる証紙なども、着物の価値を左右することがあるので大切に保管しておいてください。
また、同じ六谷梅軒作品であっても、初代の作品の方がやや希少価値が高く価値が高い傾向にあるのでどちらの作品であるかを確認することも必要です。
また、六谷博臣(二代目・六谷梅軒)以外の作家物や種類ごとの着物の買取相場について知りたい方は、「着物の種類や素材別の買取相場まとめ!高く売るコツは?」を参考にしてください。
六谷博臣(二代目・六谷梅軒)の着物を売るのにおすすめの買取専門店
バイセル
六谷博臣の着物を売るのにおすすめの買取専門店はバイセルです。
六谷博臣が製作した伊勢型紙を用いた着物は、1万円から2万円程度の買取相場となっていますが、着物の知識がない業者やリサイクルショップの場合、その価値を見抜くことができないため、不当に安い金額での買取になってしまうことがあります。
バイセルに査定に出した場合は、着物の専門知識がある査定士が、六谷博臣の着物の価値を見抜き、適切な査定額を提示してもらうことができます。
バイセルは他店でも1円でも安かったら返品可能を掲げており、六谷博臣の着物も高価買取が期待できるため、まずは気軽に査定依頼してみることをおすすめします。
また、さらに詳しくおすすめの着物買取店について知りたい方は、「着物買取おすすめランキング!評判や口コミから35社を徹底比較!」を参考にしてください。