森口邦彦とは?
森口邦彦は昭和16年生まれの日本の染織家で、昭和後期から平成にかけて京友禅の着物作家として活躍しています。父親は同じく着物作家で友禅の人間国宝にも認定された森口華弘です。
森口邦彦はパリに留学してデザインについて学んだあと、父親から友禅の技法について学ぶようになりました。そして友禅の伝統的な技法と父親の優れた技術を受け継ぎ、伝統的な友禅着物に現代風のセンスを加えた独創的な着物を生み出すようになりました。
友禅着物に新しい作風を生み出した彼の作品は高い評価を得るようになり、平成19年には父親と同じ友禅の人間国宝にも認定されました。
森口邦彦の製作している着物作品の特徴としては、絵画的なデザインが主流であった伝統的な友禅に幾何学模様を積極的に取り入れていることが挙げられます。
模様が斬新であるだけではなく、実際に人が着物を着たときにどのように見えるかまで計算された幾何学模様がデザインされています。
森口邦彦の生み出した革新的な友禅着物のデザインは現在も高く評価されていて、着物として高い人気を集めているだけでなく、海外の美術館でも展示されているほどです。彼の作品は非常に高い価値のある着物のひとつとなっています。
森口邦彦の着物の価値
森口邦彦が製作している友禅着物は、その斬新なデザインが国内外から高い評価を得ています。また、平成19年には彼が友禅の人間国宝に認定されたこともあり、彼の作品の価値は非常に高いものとなっています。
ただし市場に出回っている数がとても少ないため、明確な買取相場と呼べるものはない状態です。作品によって価格に差は出てきますが、中古品であっても美品の状態であれば10万円以上の買取価格になるとされています。
また、新しい作品や評価の高いデザインの作品であれば数十万円の価格がつくことも考えられます。
また、森口邦彦以外の作家物や種類ごとの着物の買取相場について知りたい方は、「着物の種類や素材別の買取相場まとめ!高く売るコツは?」を参考にしてください。
森口邦彦の着物を売るのにおすすめの買取専門店
バイセル
森口邦彦の着物を売るのにおすすめする買取専門店はバイセルです。
国内外から高い評価を受けている森口邦彦の着物は価値が高く、10万円以上での買取が期待できますが、着物の知識がない業者やリサイクルショップに査定を依頼した場合、森口邦彦の着物であっても、数千円程度の査定額になってしまう可能性があります。
バイセルに査定に出した場合は、着物の専門知識がある査定士が、森口邦彦の着物の価値を見抜き、適切な査定額を提示してもらうことができます。
バイセルは他店でも1円でも安かったら返品可能を掲げており、森口邦彦の着物も高価買取が期待できるため、まずは気軽に査定依頼してみることをおすすめします。
また、さらに詳しくおすすめの着物買取店について知りたい方は、「着物買取おすすめランキング!評判や口コミから35社を徹底比較!」を参考にしてください。