目次
喪服とは?
喪服とは、葬儀や通夜などの喪に服すべき場面で着用する着物のことです。元々喪服は、亡くなった方の遺族が喪中に着用する衣服のことを指しました。これには死の穢れ(けがれ)を払うという意味合いがあり、喪に服する意味を込めた日本の習慣から来るものでした。
やがて喪服は単純に「喪に服する意を表す衣服」として用いられるようになり、葬儀や通夜などの場面で着用される黒地の衣服全般を指す言葉となりました。
喪服の種類
「喪服=黒い着であれば良い」という印象が強いですが、実は喪服には様々な種類があります。着用すべき喪服の種類は、葬儀に参加する人の立場や式典の種類によって決められています。
正喪服
正喪服は、亡くなった方の三親等先の親族までが着用する喪服です。家族以外では、葬儀の世話役となる親類や亡くなった方と親しかった友人などが着用する場合もあります。
式典の種別としては、葬儀、告別式、初七日、四十九日、一周忌に用います。その後は物表現を少なくしていくため、親族であっても準喪服を用いることが一般的です。
男性、女性の性別ごとに、以下のように気を付けて着用するのが一般的です。
男性 | 女性 |
---|---|
|
準喪服
準喪服は、亡くなられた方の親しい親族以外が着用する喪服です。葬儀や一周忌など多くの弔事で用いることができる喪服です。
男性、女性の性別ごとに、以下のように気を付けて着用するのが一般的です。
男性 | 女性 |
---|---|
|
|
略喪服
略喪服は、急な弔問や地域の葬儀に参列する際に用いる喪服です。
男性、女性の性別ごとに、以下のように気を付けて着用するのが一般的です。
男性 | 女性 |
---|---|
|
喪服の買取相場
喪服は残念ながら買取の対象とはなりにくい着物です。多くの着物買取店では喪服を買取対象とはしておらず、状態の良いものでも買取不可とされてしまうことがほとんどです。
もし買取が可能な場合でも買取価格は安く300円から1,000円程度にしかなりません。
喪服を高値で売るポイント
値段がつきにくいと言っても、不要になった喪服を処分してしまうくらいなら少しでもお金にしたいのが本音です。喪服を少しでも高値で売るためにはどのようにすればよいのでしょうか。
喪服を買取対象としている買取店で売る
まず大前提として、喪服を買取対象としている買取店で売ることが重要です。着物の買取は質屋やリサイクルショップを含めた様々な形態の買取店で実施しています。しかし、大半の買取店は喪服を買取対象としていません。
買取対象としていない買取店に喪服を持ち込んでしまった場合、無料で引取りされ処分されてしまうこともあります。そうならないためにも、ネットなどで幅広く情報を集め、喪服を買取の対象としている買取店を見つけるようにしましょう。
シミや変色がないものは値段がつきやすい
喪服は黒無地であることが多いため、シミや変色が目立ちやすい傾向にあります。シミや変色が目立ってしまうと、たとえ喪服を買取対象としている買取店であっても査定で値段がつかないこともあり得ます。
逆に使用済みの喪服であっても、きちんと手入れされており目立ったシミや変色がなければ、査定できちんと値段をつけてくれます。使用した喪服は霧吹きで汚れや汗を飛ばし、後に残らないようにお手入れをしましょう。
また、喪服以外の着物買取相場や高く売る方法についても詳しく知りたい方は、「着物の種類や素材別の買取相場まとめ!高く売るコツは?」を参考にしてください。
喪服の買取におすすめの専門店
ヤマトク
喪服の買取におすすめの専門店が、宅配買取を専門としているヤマトクです。買取店の中では買取対象品の幅が広いと定評があり、着物関連だけで年間17,000件の買取実績を誇っています。
先ほど述べた通り、喪服を買い取ってもらえる専門店は少なく、査定に出しても無料で引き取られてしまうことが往々にしてあります。
しかしその中でも、ヤマトクは喪服を買取対象としている着物買取店の中では数少ないお店です。査定も専用の梱包キットで着物を送付するだけで行えるため、とても手軽に出来ます。
専用の梱包キットは無料で郵送してもらうことができるため、買い取ってもらいたい喪服がある方は気軽にヤマトクの宅配買取を依頼してみるとよいでしょう。
着物10の評判や口コミについて知りたい方は、「着物10の着物買取の口コミ評判や特徴を徹底解説!」を参考にしていただければと思います。
また、さらに詳しくおすすめの着物買取店について知りたい方は、「着物買取おすすめランキング!評判や口コミから35社を徹底比較!」を参考にしてください。